【IELTS】スピーキングでの馴染みのないトピックへの解答法

IELTS

こんにちは、こんにちは、Yuko(@dramaticenglis1)です!

今日はこんなお悩みにお答えした記事です。

◆スピーキングで話す内容が思いつかないときの解決法が知りたい

◆話す内容にかかわらず、安定してスコアを取る方法が知りたい

この記事の信憑性

IELTSスピーキング問題の種類は2つ

スピーキングは3つのパートに分かれています。それぞれで質問される内容などは異なりますが、

スピーキングの問いは主に2つに分かれます。

①意見を問う (賛成、反対、良い点、悪い点、問題解決など)

たとえば

  • Is maths important?
  • Do you think technology has brought us closer or not?
  • What makes a good student?
  • How do you think the family will change in the future?

など

②意見以外を問う (自信の過去の経験 など)

たとえば

  • When did you start to learn history?
  • What is the most interesting part of your study?
  • What do you like about your area of the town?

など

この2つのタイプの問題ですが、どちらかというと意見を求められる問題の方が、とっさに答えが出てこないということがあるようです。

受験者

受験者

日本語でも答えられないような問題が出てきますね。

Yuko
Yuko

正しい答えを話そうとすると、難しいですが、実は正しい答えは必要ないんです。

 

 

 

よくあるスピーキングの勘違い

ここまでスピーキングでの2つのタイプについて話しましたが、よくある勘違いがあります。

①意見を問う問題 (賛成、反対、良い点、悪い点、問題解決など)
正しい答えが必要?

②意見以外を問う問題 (過去の経験、特定の答えがある、一般的な考えなど)
テーマに関する詳しい知識が必要?

と考えている方が多いようですが、それは勘違いです。

 

Yuko
Yuko

スピーキングテストにおいて、受験者の解答の正当性は求められていません。

なぜならIELTSは知識や意見の正確さを測るテストではなく、語学力を測るテストだからです。
そのためIELTSでスピーキングのスコアが思うように上がらない人は、知識や意見が明確にないのではなく
話し方を知らない人が多いようです。

話し方を知らない、というのは馴染みのない質問された際の対応の方法を知らないということです。

 

Yuko
Yuko

そんなことを経験したことがある人も大丈夫。解決法を知ってテーマに惑わされずに安定したスコアを狙いましょう。

1. スピーキングは 内容 < 話し方 
2. 正しい答えは要らない
3. 話し方を知れば馴染みのない問題にも答えられる

馴染みのないトピックの解答法3つ

ここまで話し方が大切ということを述べてきましたが、その話し方は以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

①正直に思いつかないと伝える
②視点をずらして話す

③作り話をする

これをマスターすることで、トピックによってスコアが変動することがなくなります。
それでは早速見ていきましょう。

①正直に思いつかないことを伝える

まずは、正直に思いつかない、自分にとって答えるのが難しいトピックだ、ということを伝えてみましょう。

受験者
受験者

思いつかない、という返答は減点対象にはならないんですか?

 

 

Yuko
Yuko

はい、「思いつきません」で終わってしまうと減点にはなり得ますが、
前置きとして伝えておくことは考える時間を稼ぐだけでなく、語彙力のアピールにもなります。

 

馴染みのないトピックに対しての前置きテンプレートは以下通りです。

 

To be perfectly honest, my heart sunk when I read this question, as I am not particularly interested in ….,but…
(正直言って、この質問見た時終わったと思ったんよね、だってこれについてそんなに興味ない…だけど…)

It was quite tricky to decide what to talk about because it’s not something I do that much nowadays, but….
(最近してることじゃないから、何について話すかかなり迷ったよ…だけど…)

 

I’m not entirely sure to be honest, it’ not something I’ve ever thought about before…
(正直にいうと全くわかりません。それは今まで考えたことがあるものではない…)
It’s hard to say because I’m not particulary interested in A.
(Aにとりわけ興味があるわけではないので、それを話すのは難しいです。)

この表現を覚えておくことで、①瞬発的に対応できるのと②話しながら考えるという時間稼ぎ③語彙力のアピール

の良い点があります。ぜひすべての表現を覚えておきましょう。

②視点をずらして話す

次に視点をずらして話しをしてみましょう。

質問に対しての答えをいろんな視点から回答を広げていくということです。

様々な視点で回答することで

①話を展開させることが出来る
②幅広い語彙力アピールができる

例1)

If you can change your hometown, what would you like to change?
(あなたの地元で何かを変えることが出来るとしたら、何を変えたいですか?)

という質問に対しては自分視点からの意見が特にない場合は、
子ども、高齢者や障がい者にとったら、と視点を変えることで回答を膨らませることが出来ます。

例2)

What is a good way to learn maths? (数学を学ぶ良い方法は何ですか?)

 

と聞かれた場合、単語力をアピールするために、視点を変えて話すことができます。

 

視点①思考力と想像力を育む

視点②読解力や解答スピードを上げる

 

Model Answer
In mathematics, it is very common to learn formulas, but some people claim that formulas should not be taught first in order to develop thinking and imagination; it is more effective to find rules and create formulas by yourself. On the other hand, learning formulas can also help improve reading comprehension and speed of answering texts.(数学では公式を学ぶのが一般的ですが、思考力や想像力を育むために公式を最初に教えるべきではなく、ルールを見つけて公式を自分で作り出すことが効果的です。一方で、公式を学ぶことは文章の読解力や解答スピードを上げるのに役立ちます)
このように、馴染みのない質問に対しての答えを一つの視点からではなく、他の人の視点、他のもの事からの視点に変えて切り返すことができます。

③作り話をする

最初に、述べておくとIELTSでは作り話OKです。

先ほど述べたように内容 < 話し方 なので、内容はテーマに沿っていればどんな話をしても良いのです。話す内容が思いつかない場合は、とりあえず作り話や他人から聞いた話をそのまましてみましょう。

 

Yuko
Yuko

もう一度繰り返しますが、本当に起きたこと、正確なデータや事実を話す必要は全くありません。

たとえば、Part2で以下の質問カードを渡されたとしましょう。

Describe a uniform you wear (at your school or company)
You should say

  • What it is
  • When and where you wear it
  • What it looks like
  • And explain how you feel about it

 

このような【あなたの…】などの意見以外を問う問題は、もちろん経験したことのないことが問われることがありますよね。

受験者
受験者

僕の学校は制服がありませんでした。

Yuko
Yuko

そんなときは、想像の世界でもかまいませんし、周りで制服を着ているひとのことを話しても良いんです。

未経験のことなどはどんどん作り話をしていきましょう!

注意として、現実とかけ離れすぎた作り話をすると流暢さを失うことがあるので、想像の範囲で作り話をするようにしましょう。

まとめ

今回の記事では

◆スピーキングで話す内容が思いつかないときの解決法
◆話す内容にかかわらず、安定してスコアを取る方法が知りたい

という2つのお悩みお答えしました。

スピーキングで話す内容が思いつかないときの解決法は以下の3つです。

①正直に思いつかないと伝える
②視点をずらして話す

③作り話をする

 

ぜひ実践して、どんな質問にも答えられるように気持ちは楽に、練習を重ねていきましょう!

 

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