こんにちは!
IELTSコーチの西野ゆうこです!
これまで
イギリスの大学院を修了された
元生徒さんたちとお話しする機会がありました。
その際
英語力の変化について伺うと多くの方が
「リーディング以外は
あまり伸びたと感じていない」
とおっしゃいます。
大学院に留学される方々は
もともと中級レベル以上の
英語力をお持ちです。
そのため
初級者に比べて
スキルの伸びを
実感しにくいのかもしれません。
大学院での学びや評価システム
そして社会人や家庭を持つ
忙しいクラスメイトとの交流を考えると
リスニングやスピーキングよりも
リーディングとライティングが
重要だと感じる方も多いようです。
実際、膨大な文献を読み
エッセイや修士論文を完成させるために
多くの時間を費やすことになります。
私自身も
イギリスの大学院に留学した際
リーディング力の向上を
強く実感しました。
大量の文献を読み解く中で読む速度や
理解力が飛躍的に伸びたからです。
しかし
リスニングやスピーキング
ライティングのスキルに関しては
思ったほどの進歩を感じられませんでした。
特にリスニングとスピーキングの機会は
大学の留学とは異なり
自立した仕事や
家庭を持つ社会人の学生も多く
意識的に話す量を増やさなければ
日常生活や学業の中で
限られてしまうことを痛感しました。
ライティングは課題へのフィードバックで
テーマや読む人によって評価が大きく
変わるので向上を計ること自体が
難しいと感じました。
この経験から
留学中に4技能すべての
英語力が劇的に向上するとは
限らないと感じました。
つまりあなたが
明日大学院のコースが始まるとすると
『現在の英語レベルのまま
大学院を修了することになる』
ということです。
ということは
大学院留学までに
理想の英語レベルまで
到達しておくことが
必要ということですよね。
そのためにIELTSの目標スコアを
取っておくことはもちろんですが
もう一つ重要なのが
IELTSの学習を正しく取り組み
英語力を伸ばしてほしいということです。
IELTSの学び方で
英語力の伸びは変わってきます。
もちろん大学院に入るために
IELTSの学習を行いますが
本番は大学院に入ってからですよね。
IELTSの学習を通して
大学院に入っても通用する
英語力をつけて欲しい。
私はそう思っています。
そのために必要なのは
今のあなたに何が足りていないかを
明確にすること。
そうすることであなたが
英語のスキルを総合的に
伸ばしていくために
やるべきことが
明確になるからです。
留学に行けば
英語力は上がるのではなく
留学前に正しく学ぶから
英語力は伸びるのです。
あなたは今
留学してからのことを
見据えた英語学習が
できていますか?
大学院留学の学びを
深めるためには
英語に自信をつけておくことが
最低限必要です。
コースが始まってから
この自信をつけることは難しいです。
なぜなら
皆さんと同じように
もしくはより優秀で
英語力も高い学生たちに
混じって学ぶと
自信をむしろ失うことが
多いからです。
私は、どんなことも自信は
苦労をして達成した結果として
自然についてくるものだと
考えています。
いまIELTSのスコアメイクに
伸び悩んでいる方も
やり方次第で自分に自信を
つけることになります。
いま辛いことも
未来の自分に繋がると信じて
今日も小さなことを積み上げていきましょう。