こんにちは、Yuko@dramaticenglis1です!
今日の記事はイギリスで大学院のエッセイを書く前に知っておくべきことをまとめましたよ!
イギリスの大学院のエッセイを書く前に知っておくべきこと5つ
まず、イギリスの大学院は課題のほとんどがエッセイです。さらに成績の最終評価は100%エッセイということもザラにあります。私はこの評価制度が恐ろしくて、はっきり言って好きではありません。というのも私も実はエッセイの苦手意識が高く、大学時代のライティングの先生にはボロカス言われてなんども書き直しては、提出しても最終評価はC判定であったという過去があります。ですが、今回ご紹介するやり方を通じて、イギリス大学院のエッセイで評価Aを獲得しています。エッセイってどうやって書けばよいのか分からないという方には、まず以下のことを知ってから課題に取り組むことをお勧めします。
提出期限
課題は提出期限を守らないと、減点されます。このルールはどこでもそうだと思いますが、提出期限は確認しておきましょう。通常、提出期限についてはコースシラバス、コースの冒頭で先生がお知らせしてくれます。
トピック
提出期限と同じくコースシラバスに記載されるています。通常、トピックを好きに選んで書いていいよというスタイルなので、自分が興味を持ったテーマをコースが始まった段階で目を通しておきましょう。ちなみに私が書いたエッセイのテーマはこちらでした。
①Listening to spoken English when spoken by an expert speaker is one of the most demanding and stressful experiences for a learner, especially when that person arrives in an English-dominant country.
a) Discuss the above claim, using your own experience or that of your students. Explain possible causes of the difficulty with reference to the literature.
b) Discuss how you would support learners, before or during the above situation, through your teaching of listening.
②Discuss the issues surrounding the teaching of spoken grammar to students learning English as an L2. Which parts of spoken grammar could you introduce to beginner, intermediate and advanced levels and how would you do so? Provide examples
評価基準
評価基準も事前にコースシラバスに掲載されています。基本的にはこちらの評価基準で点数が付くので、必ず確認しておきましょう。
ちなみに例としては、以下の3つです。要するに①テーマの内容理解②文章の構造と誤字脱字が無いか③批判的諭評が出来ているかです。
- Knowledge and Understanding
The student:
Shows evidence of having read and understood relevant literature.
Shows evidence that you have collected relevant data through your log and used it
to shed light on the processes of second language acquisition. - Structure and Presentation
The student:
Explains their rationale for their topic in a concise, clear and coherent introduction.
Provides a clear and concise summary of what has been learned from the
experience in the conclusion.
Demonstrates clarity of expression, organisation and overall presentation.
Maintains high levels of accuracy throughout, including grammar, spelling and
typography, and full citations consistent with accepted styles. - Argument and Critical reading
The student:
Constructs an original and coherent argument supported by the literature.
Discusses the literature rather than just reporting what is in it. This involves
comparing ideas from different sources, evaluating what you have read, and using
ideas from the literature to support your own ideas and arguments.
Discusses the implications for second language learning by identifying appropriate
areas of conflict or concord between experience/practices and the theory and
教授のOffice Hour
こちらはOutlineなどにコメントをもらったりする際に必要な確認事項です。採点する人は授業を担当した人とは限りませんが、基本的には自分が選んだトピックを教えた教授にアポを取ることをお勧めします。ちなみにKing’s College Londonの先生は超絶丁寧に教えてくれる方と、メールで送っといてっていう方で両極端でした。私たちは学生は、質問をする権利があるので、ためらわずにどんどん疑問に思うことがあれば積極的に、コンタクトをとると良いです。
提出フォーマット
エッセイを提出する際のフォーマットが決められています。アメリカに留学中は先生によって全然違いましたが、どうやらイギリスの大学院?は学校全体でフォーマットが決められているので非常に楽でした。具体的に、フォントの指定があるのか、ページ数の記載方法、参考文献のフォーマットなどを確認しておきましょう。
エッセイを書く具体的な11ステップ
エッセイを書く前に確認するべきことは、ちゃんと確認できたけど、いざどういったステップで進めていけばよいのか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。
- トピックを決める
- 関連文献を読む
- アウトラインを決める
- 教授と打ち合わせ
- 教授のフィードバックを受けて関連文献をさらに読む
- アウトラインの修正
- エッセイを書き始める
- 8割ほど書き進めたら再度教授と打ち合わせ
- 教授のフィードバックを受けて一部修正
- ネイティブチェックを受ける
- 提出
人それぞれのステップがありますが、エッセイを書くまでの工程が一番時間がかかるし、労力が一番かかるステップだと感じています。特に関連文献を読む→アウトラインを作る工程までに一番時間がかかるので課題提出前の1ヶ月半ほど前から始めています。。
またエッセイの内容に関してはアウトラインを先生に確認してもらうことがおススメです。自分が書こうとしている方向性や質問に関しては、早めに明確にしておくことで、質問の答えにそもそも答えてない、や内容理解が間違っているということを事前に防ぐことが出来ます。
さいごに、提出前には必ずネイティブチェックを受けましょう。私はオンライン英会話でお世話になっていた先生に引き続きお願いして、ネイティブチェックを受けました。ここの工程はお金をおしまずに、見てもらうことが大切です。留学生は特に言語のミスが多くなりやすいですが、採点者は”大目に見て”くれません。。
まとめ
1学期のエッセイでA判定をとれたのは、教授やお世話になっていた英会話の先生があったから。。一人で抱え込まずに、どんどん人を巻き込んで取り組むことが大切ですよ!
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